バックハー:タロイモの茎

日本では、「ずいき」や「ハス芋」とも呼ばれています。ベトナムでは南部のカイン・チュア(甘くて酸っぱいスープ)に欠かすことのできない野菜で、北部ではこれを具にして豚のスープで食べるブン(麺)料理もあります。断面はスポンジ状になっていて、サクッとした食感。

バップチュォーイ:バナナの花のつぼみ

繊維を裁つように切ると千切り状になり、サラダにしたりやフエの麺料理「ブンボーフエ」に入れて食べたりします。

ボンビー:かぼちゃの花

かぼちゃの雄花。少し残る歯ごたえもかぼちゃの花のおいしさの内でしょう。にんにくといっしょにヌックマム風味で炒めたり、そのままゆでてヌックマムやベトナム醤油につけてご飯のおかずとして食べます。

チュォイサイン:青い未熟のバナナ

ベトナムではバナナは果物としての黄色く熟れた状態だけでなく、熟れる前の青いものも食します。生では薄切りにして揚げ物や焼き物などに添え、いっしょに添えられているスターフルーツやハーブとともにおかずを葉っぱで巻いて食べます。北部ではタニシといっしょに炒め煮にしたりして食べます。

クーサン:クズイモ

日本でも最近売られるようになった「ヤーコン」に似ていて、シャリシャリとした果物の「なし」のような食感でほんのり甘い。腸詰めといっしょにライスペーパーで巻いた「ボー・ビア」に入れたり、そのまま皮をむいて果物のように生で食べたりもします。

ハッセン:ハスの実

ハス独特の香りがするので、柔らかくゆでてその煮汁でご飯を炊き、葉で包んで蒸しあげた「コム・ハップ・ラーセン」や「チェー・ハッ・セン」として甘く煮て食べたりします。

ホァイミー:キャッサバ

このキャッサバのでんぷんから作られるのが「タピオカ」。イモ自体は甘味をなくしたサツマイモのような味と食感。このまま蒸して食べたり、蒸してからつぶしたお焼風のお菓子を作ったりします。

ホァイモー:紫の山芋

鮮やかな紫色をしていて、すりおろすと山芋同様に粘りが出ます。このすった紫イモを入れたスープは家庭料理の定番です。

ホァイモン:タロイモ

里芋の仲間です。おかゆやベトナム風ぜんざいのチェーに加えたりします。

ゴーセン:ハスの茎

ハスの花の茎の部分。断面を見ると、細いのに蓮根同様きちんと穴があいています。パリッとした食感がおいしい野菜。海老や豚肉といっしょにサラダに入れたり、炒めて食べたりします。

カンヌック:セリの仲間

日本のセリより香りや味は薄く大ぶり。炒めて食べたり、スープに入れて食べたりします。

ザウサーラッ:レタスの仲間

日本のレタスとサラダ菜の中間のような野菜で、お料理をライスペーパーで巻いて食べる時になどには必ず添えられます。

ザウムォン:空芯菜

日本ではちょっと高めの野菜ですが、ベトナムでは安い野菜の代表でもあります。ポピュラーな食べ方は、ゆでてそのままヌックマムやベトナムしょうゆを付ける、にんにくといっしょにヌックマム風味で炒めるなどです。

ザウムォンチェー:裂いた空芯菜

空芯菜の硬い茎を細く裂いたもので、裂いたものはクルクルとカール状になります。麺類のトッピングにしたり、あえ物にしたりします。

ザウサーラッソン:クレソン

日本では添え野菜として扱われていますが、ベトナムでは家庭の料理によく使う野菜です。鍋物に入れたり、肉や海老団子や、ひき肉と合わせてスープを作ったりします。

チャイケー:スターフルーツ

断面が星の形のフルーツ。熟れていない青いものはとても酸っぱくてほんのり渋みがあります。葉っぱで巻いて食べる魚や肉料理のつけあわせとして若いバナナといっしょに添えたり、スープなどの酸味付けに使ったりします。